再研磨をすることで、どの程度のコスト削減が見込めますか?

一般的に、再研磨の費用は新品工具を購入する場合の1/3~1/10のコスト削減が可能です 。

再研磨後の切れ味や加工精度は、新品と比較してどうですか?

適切な再研磨を行うことで、新品同様の鋭い切れ味が蘇ります。
最新のCNC工具研削盤や高精度な測定機器(ZOLLER製5軸全自動測定器など)を使用することで、職人の経験則だけに頼らない安定した品質と高い再現性を保証しています。

1本からでも依頼することは可能ですか?

はい、1本からでも承っております。
少量のご依頼でも柔軟に対応いたしますが、代金が一定額未満の場合は送料をご負担いただく場合があるため、事前にご確認ください。

どのような種類の工具や材質に対応していますか?

ドリル(ツイスト、段付きなど)、エンドミル(スクエア、ラジアス、ボールなど)、リーマ、タップなど幅広い工具に対応しています。
材質も超硬合金、ハイス(高速度工具鋼)、サーメット、PCD(ダイヤモンド)など多岐にわたります。

大きな欠けや損傷がある工具でも再研磨できますか?

刃先の摩耗や欠けが激しい場合でも、損傷部分をカットして刃部を再構築(再製作)することで再生可能です。
ただし、損傷が極めて深い場合や、シャンク部まで及んでいる場合は実施できないこともありますので、現物を確認した上で診断いたします。

再研磨は何回くらい繰り返すことができますか?

目安として、超硬工具は3〜4回、ハイス工具は4〜5回程度可能です。
ただし、再研磨のたびに全長が短くなり、またリーマなどはバックテーパ(先端から後方にかけて細くなる構造)があるため、繰り返すと外径が公差を外れる場合があります。

再研磨後にコーティングを再度施すことはできますか?

はい、再研磨後に再コーティングが可能です。
TiAlNやDLC、DIAコートなど約30種類の多様な被膜から、被削材や切削条件に合わせた最適なものをご提案します。
なお、DIAコートなどの超硬質膜は、研磨前に古い膜を落とす脱膜作業が必要です。

納期はどのくらいかかりますか?

通常、再研磨のみの場合は1週間〜10日程度、再コーティングを含む場合は2週間〜3週間程度が標準的な納期です。
お急ぎの場合は、最短1日(即日)での超短納期対応が可能なケースもありますので、個別にご相談ください。

「ホーニング処理」とは何ですか?施したほうが良いのでしょうか?

刃先に微小な面取りやR(丸み)を付ける処理のことで、刃先の剛性を高め、欠け(チッピング)を抑える効果があります。
特に高硬度鋼を加工する超硬ドリルなどに施すと、工具寿命の劇的な延命化が期待できるため、推奨されることが多い処理です。

再研磨を依頼する際の注意点はありますか?

工具を完全に使い潰す前、新品時の寿命の約80%程度の段階で依頼するのが最適です。
過度に摩耗してからでは、研磨量が増えてコストが上がったり、再生不能になったりするリスクがあるためです。
また、輸送中に刃先が接触して損傷しないよう、緩衝材等で保護することをお勧めします。

他社で購入した工具や、図面がない工具でも対応してもらえますか?

メーカーを問わず、他社製品の再研磨も可能です。
図面がない場合でも、現物の形状を測定して最適な研磨条件を設定いたしますので、安心してお任せください。

再研磨ができなくなった古い工具はどうすればよいですか?

寿命を迎えた超硬工具は、貴重なレアメタルを含む資源として回収・買い取りを行っている場合があります。
買い取り代金を次回の再研磨費用と相殺することで、さらなるコストダウンと環境負荷低減(SDGsへの貢献)が可能です。